私たちのふるさと兵庫県加東市の東条地域は、日本一の酒米「山田錦」のなかでも最上級とされる全地域「特A地区」に指定された、酒米づくりの特別な郷(さと)です。
| 産地 | 兵庫県加東市 東条地域(全域が山田錦の「特A地区」) |
|---|---|
| 品種 | 山田錦(酒造好適米)― 大正12年(1923年)交配、昭和11年(1936年)命名 |
| 風土の特徴 | 登熟期の昼夜の寒暖差(日較差10℃以上)/養分を豊富に含む粘土質の土壌 |
| 取引の歴史 | 明治時代から続く、灘五郷などの蔵元との「村米制度」 |
| 地域ブランド | 平成21年(2009年)地域団体商標「東条産山田錦」登録 |
私たちのふるさと東条地域は、南側に六甲山地、北側に丹波山地を控えた山間地に位置しています。夏の夜、六甲山が南からの暖かな海風を遮り、丹波山地から冷涼な風が吹き込むことで、登熟期に昼夜の大きな寒暖差(日較差10℃以上)が生まれます。
さらに、水分や養分を逃さず根を深く伸ばせる粘土質の土壌は、リンやマグネシウムなどの栄養分を豊富に含んでいます。この恵まれた自然環境こそが、粒張りが良く鮮明で大きな心白を持った、最高品質の酒米を育み出しています。
| 地形 | 南に六甲山地、北に丹波山地を控えた山間地 |
|---|---|
| 気候 | 夏の夜は六甲山が暖かな海風を遮り、丹波山地から冷涼な風。登熟期の日較差は10℃以上 |
| 土壌 | 水分・養分の保持力が高く、リンやマグネシウムを豊富に含む粘土質 |
| 育つ酒米 | 粒張りが良く、鮮明で大きな心白を持つ最高品質の山田錦 |
特A地区の地形・気候について詳しくは「特A地区について」もご覧ください。
山田錦は、大正12年(1923年)に兵庫県立農事試験場で「山田穂」と「短稈渡船」を交配して誕生し、昭和3年(1928年)から旧社町(現:加東市沢部)の酒造米試験地などで適応性試験が行われたのち、昭和11年(1936年)に命名されました。
「酒米の王」と称される山田錦は、一般の米に比べて大粒で、中心にある「心白」が大きくしっかりしているのが特徴です。高く精米しても割れにくく、雑味の原因となるタンパク質やアミノ酸が少ないため、きめの細かいまろやかなコクと気品ある香りを持つ最高級の大吟醸酒や吟醸酒を生み出します。
一方で、山田錦は稲の背丈が非常に高く(1m以上)、風で倒れやすいうえに病害虫にも弱く、収量も低いため、育てるには極めて高度な栽培技術を必要とします。近年では地球温暖化や台風の大型化など気象条件の悪化も続いていますが、私たちは熟練の経験と情熱でそれらを克服しています。
| 粒の大きさ | 一般の米より大粒 |
|---|---|
| 心白 | 中心の心白が大きくしっかりしており、高精米でも割れにくい |
| 成分 | 雑味の原因となるタンパク質・アミノ酸が少ない |
| 背丈 | 1m以上と高く、風で倒れやすい |
| 栽培上の課題 | 病害虫に弱く収量が低い。温暖化・台風の大型化への対応も必要 |
東条の酒米づくりを支えてきたのは、自然や技術だけではありません。明治時代から続く「村米制度」と呼ばれる、灘五郷などの特定の蔵元との固い信頼関係と契約取引の歴史があります。
太平洋戦争後、食用米が不足して高値で取引されていた時代でさえ、東条の生産者は目先の利益にとらわれず、山田錦一筋で品質を守り続けてきました。平成21年(2009年)には地域団体商標として「東条産山田錦」を登録し、地域ブランドとしての価値を一層高めています。
長年培ってきた伝統と誇りを胸に、これからも最高の日本酒を愛する酒造家や消費者の期待に応えるため、私たちは高品質な山田錦づくりに心血を注ぎ続けてまいります。
兵庫県加東市の東条地域で栽培された酒米・山田錦のことです。東条地域は全域が山田錦の最上級産地とされる「特A地区」に指定されており、平成21年(2009年)には「東条産山田錦」として地域団体商標に登録されています。
山田錦の産地のなかでも、最上級の品質が得られる地区として位置づけられている産地のことです。東条地域は、登熟期の昼夜の大きな寒暖差(日較差10℃以上)と、養分を豊富に含む粘土質の土壌に恵まれ、全域が特A地区に指定されています。
一般の米より大粒で、中心の「心白」が大きくしっかりしているためです。高く精米しても割れにくく、雑味の原因となるタンパク質やアミノ酸が少ないため、きめ細かくまろやかなコクと気品ある香りを持つ大吟醸酒・吟醸酒を生み出します。
稲の背丈が1m以上と非常に高く風で倒れやすいうえ、病害虫にも弱く、収量も低いためです。肥料のさじ加減や刈り取りの見極めなど、極めて高度な栽培技術が求められます。
明治時代から続く、灘五郷などの特定の蔵元と、酒米を生産する村(集落)とが直接結ぶ信頼関係と契約取引の仕組みです。東条の酒米づくりは、この村米制度によって長年支えられてきました。
はい。山田錦づくりで培った栽培技術で育てた食用米ブランド「とうじょう米」(ヒノヒカリ・コノホシ)を、オンラインストア(STORES)で産地直送にて販売しています。
山田錦を育ててきた東条の酒米農家が、雑味を削ぎ落とす栽培技術を、毎日食べるお米づくりに注ぎ込みました。特A地区の土壌と寒暖差が育てたヒノヒカリとコノホシを、産地から直接お届けします。